ソロCDアルバム
〜中川純良〜
WINDS of JUBAL
中川純良 クラリネット
中川このみ オルガン
近藤玲子 ピアノ
1, 2, 14:日本キリスト改革派上福岡教会 (1997.10.13)
3-13, 15:蕨福音自由教会(1997.10.22)
人柄思わせる温かい一枚
クラシックから賛美歌まで
N響団友 国立音大名誉教授 大橋幸夫・評
ユバルの笛 クラリネット 中川純良
このCDが出来上がったばかりの頃、二月にもかかわらず暖かいバレンタインデーの昼下がり、中川君と「このみ(夫人)」が久しぶりに、我が家を訪ねてくれた。「先生、CDができあがりました。ぜひ聴いて下さい」とのこと。この夫婦は、尚美音楽短期大学のわたしの教室で、共にクラリネットを学んだ生徒である。
翌日の朝、私は家内と共にこのCDを聴かせてもらったが、よくも美しい曲ばかりを集めたものだ。「このみ」のオルガンも見事で、よい効果を醸し出しており、一曲一曲が真珠の玉のように見事である。きどらず、素朴で分かりやすい曲ばかりを集め、「クラシックはどうも…」と、敬遠しがちな方にも心が和んでよいと喜んでもらえるだろう。
また賛美歌もところどころに、ちりばめられ、中川君たちの人柄を思わせる温かい一枚となっている。
(キリスト新聞 1998年5月30日)